このプロジェクトは、シンガポールのビジネスの中心地であるタンジョンパガーエリアの高層ビルの一角にあります。 ビルの４階にあり、ここはちょうど商業用スペースからセミプライベートオフィスに移り変わるフロアです。 このビルは、下層階は周りの木々のある有機的な形状をしており、上層階に上がるにしたがってより直線的でいわゆるコーポレートスタイルになっています。

当初、もう少し広いスコープでのコンセプトをクライアントに提案しました。既存のビルの下層階のグリーンのテーマに沿って、ビル全体を通してインスタレーションやウェイファインディングといった目印やマップなどの提案をさせていただきました。そしてこの”Hang in There” は提案したストーリーの中の、最初のインスタレーションです。

 

“Hang in There”は、忙しいオフィスワーカーたちが仕事の合間にランチをとったり休憩したりするための、くつろぎの場です。グリーンの間に挟まれて空気がよく通る一角に、 ４つの快適なスイングポッドとベンチから構成されています。