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プレイスメイキング
THE MEMORY BANK
シンガポール [SG]

集落としてシンガポールの歴史は3世紀にさかのぼりますが、その中には考古学的かつ書面による証明があります。

1819年、サー・トーマス・スタンフォード・ラッフルズは条約を交わし、それによってジョホールはイギリスがシンガポールに貿易港を作ることを許可し、これがきっかけでイギリスの植民地であるシンガポールができました。この歴史は本で読むことや美術館で見ることで確認できます。

そして1965年、シンガポールは独立し、シンガポール共和国として知られるようになりました。このとても重要な歴史の生きた証人はまだ存在します。高齢者、彼らの物語はまだ聞くことができます。

私たちができることは質問して聞くだけです!

このプロジェクトは、この国の初期の頃からの物語と現在の物語の収集ポイントです。50〜100枚の選ばれた歴史的な写真と現在の写真、そして写真の所有者によって伝えられた魅力的な物語がキュレーションされたインスタレーションです。

メモリーバンクは、ベンチのある出会いの場となり、お年寄りと若者が、昔からの物語を共有し、未来を夢見る場です。

物語を見たり聞いたりする以外に、メモリーバンクは物語を共有したり集めたりするための場でもあります。このインスタレーションには、あなたの大好きな思い出の写真を残すことができる鍵付きのコレクションポイントがあり、その思い出の内容を「メモリーブック」に書き留めることができます。

または、スキャンした写真と物語を電子メールで送信することもできます。

メモリーバンクの建物はタンパニーズにありますが、オンラインではシンガポールの内のあらゆる思い出のバンクになります。

 

私たちは、お年寄りや若者にといった人々を見つけてお気に入りの写真と物語を集める、現地調査を行います。私たちは彼らと一緒に座り、写真について尋ね、写真の裏にある物語を見つけようとします。

慎重に選択し、シンガポール政府と対話した後、最良かつ最適な写真がメモリーバンクに展示されます。

写真は私達によってスキャンされ、「Diasec」の高解像度の技術でA4サイズにプリントされます。写真は専門会社によって基板とアクリルパネルの間に挟まれ、壁と天井に取り付けられます。

写真とその物語はオンラインで保存されます。

各写真の下に表示されているQRコードにモバイルデバイスのカメラを向けることで、URLが開き、記録してある物語がデバイスで再生されます。

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